トークオンリーシリーズ(料理)







『坊やは料理できるんだろ』
「多少ならできますよ。外食だけですと栄養がかたよりますから」
『俺は食えればそれでいいんだがな』
「お前と一緒にするな。これでも勉強したんだぞ」
『料理をか』
「悪いか?食べるなら美味しいほうがいい」
『確かに・・・俺には少し薄い気がするが』
「お前に合わせて作ってない。文句言うなら自分で作れ」
『めんどくせぇ』
「作れるのだろ。食べてみたいな〜・・・」
『んな目で見ても作らねぇゾ』
「ケチ!いつか私が寝込んでもお前は何も作ってくれないのだな。飢え死にしろと言うのだな。そうか、よく分かった」
『一人で解決するな!そこまで言ってねぇだろ』
「じゃぁ作って。宿の代わりにされるのも飽きたところだ。何も返してくれないだろ。人の倍は食べているんだ。食費の事も考えろ」
『金をわたせばいいのか』
「意地の悪い・・・誰もそうは言ってないだろ。ソルが作った物を食べたいと言っただけじゃないか。別にお金には困ってない」
『気が向いたらな・・・壊す事しか出来ない俺が作るの苦手に決まってるだろ』
「・・・悪かった。困らせる気はなかった」
『気にしねぇよ。時間があったら作ってやる。味の保障は出来ない。それでいいなら』
「構わない。頼んだのは私だ。・・・・・・・・でも食べれる範囲でお願いしたい」
『食える物使って作ればそうならねぇだろ!何を想像した?』
「そこらの草とか動物を・・って。ソルなら食べるだろ」
『時と場合にって・・・俺は野良犬か!そこまで落ちてない』
「スマン・・・聞き流してくれ」
『流せる話題か?俺の食生活かかってんだぞ』
「何もそこまで。そんなに貧しいのか?」
『賞金稼ぎbPの俺が貧しそうに見えるか?』
「今の話だとな、そう思っても・・・」
『お前より金はある。馬鹿にするな。料理だって出来ない訳じゃない』
「なら作ってくれるのか?」
『してやるよ。俺の得意な材料でな』
「・・・・ちょ・・ソル・・なんで服を脱がす」
『お前が材料。高級で最高の味だ』
「違う!私がぁぁ!・・・・・食べられてどうする!」
『俺が食い終わったら飯、作ってやるから。どうせ動けないだろ・・・・』








終わった・・スマン逝ってきます。料理ネタじゃないよ。食われネタじゃん。
                孤島の聖域より

 憂薙 準




>>>管理人:金夏
憂薙様、とても面白くて微笑ましい二人の会話をどうもありがとうございましたvv
この後の二人はさぞやお熱いことで/// 思わず読んでいるこちらがニヤリとしてしまいますvv


BACK