〜もしもソルにギアの自覚があまり無かったら〜
「ちょ、…ソルっ!? ヘッドギアはどうした! しかも、髪が無い!」
「髪が無いって、まるで禿げみたいに言うな。……つーか、あれ?」
カイの悲鳴に顔を顰めつつ頭に手をやり、ソルは眉をひそめる。
いつもの硬い鉢金の感触も、後頭部にかかる重みも、そこには存在しなかった。
どうやら、ヘッドギアと付け毛を忘れてきたらしい。
……道理で、視界が明るくて頭が軽いわけだ。
「宿屋に忘れてきちまったみてぇだなー。つい、うっかり」
「な…っ! まるで帽子でも忘れてきたような、軽い言い方をするなっ」
「似たようなもんだろ」
「どこがだっ!」
絵、有りきで書くと話が変な方向に…。
ソルが天然だよ!(笑)
私は長髪派なんですが、珍しく短髪を描いてみたら
ソルがソルに見えません;